3つのチカラ~会計力~

経営者には、「社長の会計学」が必要です。

自社の状態を素早く把握し、客観的なデータにもとづき適切な判断ができることがなにより重要です。

いわば、鳥の目を持つためのツールが「社長の会計学」です。

会計に対して過度の期待を持つことなく、さりとて完全に無視するでもなく「会計」との心地よい距離感を持てるような記事を掲載していこうと思います。

 

営業利益率を改善し、営業力を強化する!

銀行などから営業利益が低いと指摘され、お悩みの経営者の方もいるでしょう。

そもそも、他所と比べようにも事業の規模や業種が違うので、単純には比較できません。

 

実は、営業利益率という指標を使うことで、あなたのビジネスの収益性がどの程度なのかを知ることができます。

 

この記事を読むことで、営業利益率について次のことがわかります。

  1. 計算方法
  2. 意味
  3. 目安
  4. 改善方法

 

営業利益率が高い企業は資金的にも余裕が出ます。

営業利益率の改善に向けて努力することで、あなたのビジネスはより安定的な成長をすることができるでしょう。

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売上総利益率を改善する堅実な考え方

売上総利益が減少してくると、あなたのビジネスの力はどんどん弱まっていきます。

あなたのビジネスの収益性を見る経営指標に「売上総利益率」があります。

この記事を読むと、売上総利益率について次のことがわかります。

  1. 計算方法
  2. 本質的な意味
  3. 目安
  4. 悪化している場合の改善法

売上総利益率を深く理解することで、この収益性の指標が落ちてきたときに真剣に対処しなければならない理由がわかるでしょう。

その結果、売上総利益率の数値に一喜一憂するライバルに圧倒的な差をつけることができるでしょう。

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棚卸とは!帳簿棚卸と実地棚卸で管理レベルをアップ!

棚卸というと、実地棚卸を思い浮かべる人が多いでしょう。

実地棚卸は時間もかかり、作業自体も大変であるため、決算書作成のための面倒な手続と思っている人も多いでしょう。

実は、棚卸は実地棚卸だけではありません。

棚卸には2つのやり方があるのです。

 

この記事を読むと、棚卸について次のことがわかります。

  • 棚卸の2つの方法
  • 2つの棚卸を実施すべき理由
  • 棚卸が会社の在庫管理レベルを上げる理由
  • 実地棚卸の実施方針

 

棚卸が形骸化していると思っている経営者の方は、当記事を読むことで、在庫管理にとどまらず、ビジネス全体の管理レベルを引き上げることができるでしょう。

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ABC分析で在庫を効率的に重点管理する方法

在庫管理を効率的にやりたいと思う経営者は多いでしょう。

人やお金、時間に余裕がないので、そもそも在庫の効率的な管理をあきらめている人もいるかもしれません。

 

大企業だけが在庫管理を効率的に実施できるというわけではありません。

中小企業に実施可能なシンプルで簡単な方法もあります。

本記事で紹介する在庫の重点管理の方法により、今までの人材で、費用を掛けずに在庫管理を効率的に実施することができます。

 

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在庫の費用を削減する定量発注方式の意味と実践方法!

比較的安い原材料や商品については在庫管理に気を使わない人もいるでしょう。

しかし、このような在庫にも様々な費用がかかるので、在庫が知らぬ間に増えると経営の足を引っ張る危険性があります。

 

在庫を保有するためには注文しなければなりませんが、注文数や発注のタイミングを何も考えずに注文すると、在庫はいたずらに増えていきます。

 

この記事を読むことで、一度にまとまった量を補充するような比較的安価な原材料や商品の発注方法がわかります。

そして、このような在庫を原因とした資金繰りの悪化を避けることができるでしょう。

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リードタイムを短縮し、在庫の圧縮と欠品を防止する最も基本的な方法

在庫イメージ

在庫の増加に悩んでいる中小企業経営者の方もいるでしょう。

在庫の保有は、一面では欠品を防ぎ、売り上げを増加させます。

しかし、在庫の管理が不十分であると、あなたの思う以上に在庫は増加していきます。

そして、その過剰在庫は資金面で経営を圧迫します。

 

ですから、欠品をなるべく起こさないような最小の在庫水準を目指す必要があります。

しかし、このような適正在庫水準を実現するのはそう簡単なことではありません。

 

この記事は、在庫管理に自信のない経営者の方が第一に実行すべき基本的な方法について解説しています。

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労働生産性を高める本質的方法!ビジネス効率の最大化を実現する!

昨今、「働き方改革」といった言葉をよく聞きます。

この話は経営指標で言えば、「労働生産性」の問題です。

 

昨今の厳しいビジネス環境の中で、利益を上げるなら、より少ない経営資源(人やモノなど)で実現できた方が良いに決まっています。

 

労働生産性はあなたのビジネスのパフォーマンスを知るための指標です。

しかしながら、労働生産を高めることは口で言うほど簡単なことではありません。

この記事を読むことで労働生産性について次のことがわかります。

  1. 計算方法
  2. 意味
  3. 目安
  4. 改善方法

これらを理解することで、あなたのビジネスのパフォーマンスを高めるため、本当の意味での生産性を高めるにはどうしたら良いか分かるでしょう。

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総資本利益率の改善法!競争に勝つための効率的な利益の生み出し方

個人的な夢の実現については、目標の重要性をしっかり認識している方は多いはずです。

たとえば、2年後にフルマラソンの大会に参加することを計画しているとします。

このような場合、たとえば半年後に、15キロメートルを2時間以内で走るといった目標値を設定します。

目標を持たなければこのような計画が実現しないことは分かるので、真剣に夢を叶えたい人は誰でも目標を設定します。

 

しかし、ビジネスではなぜか目標を設定しない経営者がいます。

マラソンと同じように各段階での目標がなければ、あなたのビジネスが理想の状態に到達することは難しくなるでしょう。

中小企業は経営目標として、「総資本利益率」を使うといいでしょう。

この記事を読むことで、総資本利益率について次のことがわかります。

  1. 計算方法
  2. 意味
  3. 目安
  4. 改善方法

総資本利益率で中期(3~5年)の経営目標を設定することにより、確実にそしてより早く、あなたはビジネスの理想に到達する(ビジョンを達成する)ことができます。

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売上債権回転期間を長期化さない資金繰り改善方法!

売上債権は回収して現金化しないと資金繰りが苦しくなります。

あなたの会社の資金繰りが厳しいのは、回収されていない滞留債権や不良債権があるからかもしれません。

とはいえ、中小企業のなかには、人材不足で手間のかかる売上債権管理を行えないところもあるでしょう。

 

実は、売上債権回転期間という簡単な経営分析指標を見ることで、滞留債権や不良債権といった異常な売上債権がないかどうかわかります。

この記事を読むことで、売上債権回転期間について次のことがわかります。

  1. 計算方法
  2. 意味
  3. 目安
  4. 改善方法

この売上債権回転期間の傾向を分析することで、資金繰りを悪化させない有効な売上債権の管理が簡単にできるようになります。

 

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不良債権を早期に発見し、貸し倒れを防ぐ!売掛金回収管理の実践方法

商品引き渡し後の売掛金の回収について、無関心な経営者もいるかもしれません。

しかし、売掛金は実質的には得意先への貸付金と同じようなものです。

 

人にお金を貸す時に、その人がお金を返してくれるかどうかを考えない人はいないでしょう。

売掛金は貸付金とは違い、圧倒的に数は多いですが、本来は売掛金も回収できるかどうか、回収されない時にどう対処するかを事前にしっかり検討しなければならないものです。

 

期日までに入金されない売掛金は不良債権(回収困難な債権)となる可能性があり、ほったらかしにしておくと貸し倒れてしまいます。

そして、不良債権化してから対応してもほとんどお金は回収できませんし、金額が大きければ経営を危うくする可能性があります。

 

この記事では、数の多い売掛金のなかから、不良債権を早期に発見するための簡単な方法を解説します。

また、不良債権化した売掛金にどう対処していけばいいか効果的な対応策が分かります。

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