起業の成功率を高める会社設立時の資本金の決め方

会社を設立する際、創業者は自由に出資額を決めて資本金を設定できます。

ところが、設立時の資本金額によってはその後の事業に有利・不利が生じるため、この自由さがかえって経営者を悩ませるケースがあります。

10万円、50万円、100万円、300万円、500万円。

これらが設立時の資本金としてよく設定されている金額です。

このように特定の金額に資本金が集中しているのは、多くの創業者があれこれ考えた末、自己資金の範囲でキリのいい金額を他社の事例に倣って資本金としていることが一因と考えられます。

そもそも資本金は、会社設立時の必要資金として創業者が会社に拠出する資金です。最適な資本金は、開業後に事業をうまく運営できるように事業計画から導かれるべきです。

このことを無視して、単純に「出せる資金」を資本金として事業をスタートした場合、予期しない資金不足のため大幅な事業活動の修正を余儀なくされることがあります。場合によっては、事業目的の達成が難しくなるほどの影響を及ぼします。

本記事では、事業計画とリンクした適切な資本金の決め方について解説します。

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差別化の3つの誤解と違いを生み出す3つの切り口!

競合のいない完全なブルーオーシャンを見つけでもしない限り、一般的には差別化が必要です。

あなたの商品と競合品にどこにも差がなければ、お客様は選ぶことができません。

そうなると、お客様はとりあえず、最低限のニーズを充たす最も安い商品を選びます。

こうして、消耗する価格競争は始まります。

そうならないためには、何としても競合品との間に“違い”を見つけ出さなければなりません。

本記事では、まず中小企業が陥りがちな「差別化」に対する3つの誤解について、次に、競合と明確な違いを生み出すための3つの差別化ポイントについてのお話しをします。

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会社のまずいところを見逃さない!固定資産の勘定科目のポイントとは?

財務比率などの分析により、会社の弱点を知った後は、勘定科目を分析して原因を特定していかなければなりません。

逆を言えば、勘定科目を分析し、おかしなところを発見しても、それを修正できなければ、財務比率などの結果を過大に、あるいは過少に評価してしまうかもしれません(そして、致命的に間違った行動をする)。

 

前回は、流動資産の勘定科目を見ましたが、今回は固定資産です。

固定資産には有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産、繰延資産があります。

中小企業の場合、固定資産のほとんどが有形固定資産であり、その他は金額的には大きくないのが普通でしょう。

これら固定資産を見るときにの目のつけどころは何でしょうか?

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それでも起業をおすすめする理由!?

この「起業力」のカテゴリーでは、これまで起業の現実についてお話ししてきました。

あなたは違うかもしれませんが、夢だけで起業すると痛い目に会うことも多いからです。

中には、記事を読んで、起業に対して尻込みしてしまった人もいるかもしれません。

今回はそれでも“起業”を目指す理由についてお話ししたいと思います。

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中小企業の資金調達 公的融資の活用

中小企業の資金調達といえば、金融機関からの融資が一般的です。

しかし、金融機関といってもその特徴や役割はそれぞれ異なります。

はじめて資金調達が必要になって融資について調べてみると、なじみのない金融機関や知らない用語が多くでてきて少し混乱してしまうかもしれません。

今回は、小規模企業が利用しやすい融資制度と金融機関について整理してみます。

 

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無力化したキャッチコピーではお客様は来ない!?

あなたは自分の売るモノに「こだわり」を持っているでしょうか?

飲食店などのサービス業などでは、「こだわり」という言葉をキャッチコピーとして、とても多く使います。

しかし、そもそも自分の売るモノにこだわりを持たない方がめずらしいのではないでしょうか?

「こだわり」を声を出して言うか言わないかは別として、経営者なら誰でも持っているものです。

経営者が「こだわり」をよく使うのは、そうすると売れると思うからでしょう。

しかし、このよく聞く「こだわり」のような言葉は、本当に売れるようになる“魔法の言葉”なのでしょうか?

 

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知らないうちにお金が貯まる減価償却!減価償却の自己金融機能とは?

有形固定資産は減価償却をします。

減価償却にはいろいろな機能・効果があると言われています。

 

しかし、この減価償却の機能について誤解されている経営者の方もいるようです。

この誤解が多い減価償却の機能、特に「節税機能」と「自己金融機能」について詳しく解説します。

 

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創業計画書の作成方法 審査ポイントを押さえて「選別」される

創業資金をすべて自分で用意できる人もいれば、そうでない人もいます。

資金以外の準備がすべて整っていれば、融資を受けることで時期を逃さず事業を始めることができます。

一方、金融機関は、事業プランを実行するために資金が必要な起業家に融資して、適正な金利を得て元金を確実に回収できれば、ビジネスが成り立ちます。

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