財務比率などの分析により、会社の弱点を知った後は、勘定科目を分析して原因を特定していかなければなりません。
逆を言えば、勘定科目を分析し、おかしなところを発見しても、それを修正できなければ、財務比率などの結果を過大に、あるいは過少に評価してしまうかもしれません(そして、致命的に間違った行動をする)。
前回は、流動資産の勘定科目を見ましたが、今回は固定資産です。
固定資産には有形固定資産、無形固定資産、投資その他の資産、繰延資産があります。
中小企業の場合、固定資産のほとんどが有形固定資産であり、その他は金額的には大きくないのが普通でしょう。
これら固定資産を見るときにの目のつけどころは何でしょうか?